最近の感動
朝6時くらいの高崎駅はすがすがしい。今日はオーナーに会った。「早いですねえ」と言われる。朝の2時間は私にとってのゴールデンタイムで、この時間に書類を仕上げたり、メール対応したり、依頼原稿書いたりしている。パソコンにデジタル音源をアナログに直すDACを使って、音をよくして「今もこの記事」を書いている。夜は飲んでしまうからだ。
ときどき外来で「楽しかったことありました」「感動したこととかは?」と問うが、これは、自分の時間が持てるようになったか、うつ気分が改善して喜びの感覚がもてるようになった、情緒が戻ってきたかを確認する質問だ。
私は阿部詩の敗退と号泣に感動した。「あんなに大声で、なきじゃくることができる」のはそれだけ勝ちにかけていたし、それだけ練習していたからだ。
悲しい事があったとき、人は「子ども時代」に退行する。
あの場所で、あれだけ退行して大泣きできる阿部詩選手は素晴らしい。
私はとても美しい号泣だと思った。世界一の号泣だと思った。
批判しているコメントもあるが、私は美しい涙だと思っている。
あんなに素直に泣ける心をつくりあげたご両親や指導者にも拍手を送りたい。
誰かが「先生!最近感動したことありますか」と聞いたら「阿部詩選手の号泣」というに決まっている。
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